株式会社NGA(本社:東京都港区、CEO:王沁、以下NGA)は、「ペットに関するアンケート」を実施し、『Pet Life Report 2021』を公開しました。
調査結果ポイント
- 飼い主の6割以上が平均月1万円以上、ペットにお金をかけている。
- ペットにかけるお金の用途として、ペットサロンや保険、ペットOKレストランなどの利用が一般的となっている一方、施設情報が不足しており供給の余地がある。
- 8割以上の飼い主が利用するSNSは重要な情報元かつ情報発信元となっており、ECからペット用品を買う飼い主も若年層に増えており、デジタル化が進んでいる。
調査結果サマリー
月次コスト1万円以上が6割超え、年齢層が高くなるにつれて増加する傾向
ペットの月次コストの質問項目に対して、10,000~30,000円と回答した方が46%、30,000~50,000円と回答した方が11%、50,000円以上と回答した方が4%と、月次コストを10,000円以上かけている飼い主は61%に上りました。年代別での詳細金額は、60代以上の飼い主は月50,000円以上かける割合が10%、月30,000円以上は17%、月10,000円以上は84%で多数となっており、定年近くや定年後の暮らしに若干余裕のある飼い主は、ペットにお金をかける傾向が見られました。20~50代も、月30,000円以上の高額をかける割合が1割から2割弱の一定数(11~19%)存在している
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ペットサロン利用経験ありが86%、月1回以上の利用が半分以上
ペットサロンの利用経験について、86%が「はい」と回答しました。利用頻度は48%が月に1回、続いて25%が2~3カ月に1回、9%が月に2~3回と高頻度で利用する方も見られました。利用単価は5,000~10,000円の割合が最も多く、約半数近くの47%との結果となりました。
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ペット保険利用者が約8割、利用単価が1,000~5,000円に集中
ペット保険の利用経験について、約8割の79%が利用経験があるとしています。保険の利用単価については、38%が3,000~5,000円、31%が1,000~3,000円と、全体の7割弱が1,000~5,000円に集中しています。ペット保険を検討する際、ポイントとなるのは保険料が67%と最も多く、保証範囲の26%が続きました。
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ペットOKレストラン利用経験ありが92%も、6割以上が施設情報不足と感じる
「ペットOKレストランを利用した経験があるか?」という質問に対し、92%が「はい」と回答しました。しかし、悩みの第一想起として、過半数の64%が「一緒に行ける施設情報の不足」を挙げました。
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ペット用品の購入ルートは若年層のEC利用率が高い
ペット用品の購入ルートに関しては、どの年代でも既存のペットショップは過半数いるものの、10代では半数、20~30代でも20%以上の飼い主がECを挙げており、若年層はECの利用率が高いことが分かりました。
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SNS投稿が8割以上、若年層ほど傾向が強い
「よくSNSでペットの写真や動画を投稿しますか?」という質問に対し、82%の方が「はい」と回答しました。その年代別の割合は、10代で100%と比較して50代で73%と、若年層は割合が高い傾向が見られました。
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ペット関連情報の収集は9割がSNSに依存
「よくペットの関連情報を検索しますか?」という質問に対し、82%の飼い主が「はい」と回答しました。その内よく使われている検索方法では、89%の方がSNSを挙げました。通常調べものをするときには検索サイトが上位に来ますが、ペットに関しては検索サイトから探す人はわずか10%で、多くの方がSNSから情報を得ていることが判明しました。
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今回の調査結果から、飼い主の6割以上が平均月1万円以上ペットにお金をかけており、年齢層が高くなるほど、暮らしに余裕があり、よりペットにお金をかける傾向が見られました。金額の使い道として、8割以上の飼い主にとってペットサロンや保険の利用が一般的となっている一方、ペットOKレストランなどの施設情報が、まだまだ供給の余地があることが分かり、今後のペット情報の充実に期待するという結果となりました。ペット情報の取得は、現在は8割以上の飼い主が利用するSNSが最も重要な情報元かつ情報発信元となっています。スマホやアプリの普及につれて、ECからペット用品を買う飼い主も特に若年層に増えていることが明らかになっています。ペットライフのデジタル化は今後も続くものと思われる
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